花粉症とは、いろいろな植物の花粉が鼻や目から入り、くしゃみ・鼻みず・鼻づまり・涙・目のかゆみなどが起こるアレルギー症状です。
春から初夏にかけて、毎年この時期になると、花粉症が話題となります。このやっかいな花粉症の症状として、個人差はありますが、目にでる症状として、目がかゆい、涙が出る、まぶたが腫れる、目が充血するなどがあります。また、鼻にでる症状として、鼻水がどんどん出てくる、くしゃみが何度も出る、鼻詰まりがひどいなどです。
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では、その花粉症の原因としては、どんなことが考えられるでしょう。まず、花粉症の原因の一つに食生活の変化があげられます。
日本人の食生活は、もともと、漁労・農耕といわれ、魚と野菜中心の食生活でした。それが、太平洋戦争後の生活スタイルの欧米化の影響もあり、肉や魚を中心とした高たんぱく、高脂質の欧米型の食生活が瞬く間に広がっていきました。この食生活の欧米化の弊害として、栄養の取りすぎや食品添加物の増加、そして野菜不足など、アレルギー症状を引き起こす問題となってきました。
また、油の問題もその一つとしてあげられます。もともと日本人の食生活は、油はあまり取らない人種ですが、先程の食生活の欧米化により、油が料理で使われる機会が断然多くなりました。
油は、その中に含まれている「必須脂肪酸」と言われる成分が、私たちの生命維持には、大切な栄養素で大事なエネルギー源です。しかし、油の取りすぎは、血液がドロドロになったり、炎症を強めたりして、我々の身体に悪影響を及ぼします。その為、花粉症の人は油を使用する場合には、コーン油、菜種油、サラダオイル・・・などいろいろある油の中から、オリーブオイルを使用し、また揚げ物、ドレッシング、マヨネーズ等の油脂分を多く含んだ食品を、取り過ぎないように気をつけることが大切です。私たちに必要な油は、こういったものを取らなくても、通常の食事で充分に補われます。
現代の日本人の食生活の嗜好を見てみると、砂糖、チョコレートなどの、甘いものを口にする機会が増えたことも問題の一つです。砂糖は、我々の免疫力を低下させ、花粉症をはじめとする多くの病気の原因になると言われています。花粉症の人は、甘いものが食べたい時には、果物、ドライフルーツなどを食べ、また砂糖の変わりにハチミツ、黒砂糖を使うなどして、砂糖を控えるような心がけが大切です。
日本の食生活は、かつてご飯と魚、野菜、そして味噌やしょうゆなどの発酵食品が毎日の食事でした。この日本の伝統的な組み合わせこそが栄養のバランスに優れ、日本人の体質に合った食事だと言えます。花粉症には、欧米化した食生活から、昔ながらの日本の食生活に見直すことが有効な対策といえるのではないでしょうか。
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